2020.01.29 10:10伝えたいことは何なのか。guten Tag。人生初のドイツは世界的に有名な日本企業さんの展示会をお手伝いさせてもらうという、とてもありがたい経験だった。アウトドアやスポーツに特化した合同展示会で、名だたるナショナルブランドが一堂に会し、様々な人たちが来場するどデカイ規模のやつだ。もうほんと、人の数すごかったし、接客もたくさん出来たので、単純に楽しかった。今回お手伝いさせてもらいながら時間をみて会場内を回ったりして感じたこ...
2020.01.24 13:54編み物は毛玉になりやすい。僕は毛玉が嫌いだ。しかし、取扱商品のメインでもあるカットソーを構成している編み地というのは、毛玉になりやすい。なぜか?答えはシンプルなんだけど、編み物用の短繊維の糸は、織物用に比べて、撚りが甘い。撚りが甘いと、繊維を抑えつける力が少なく、表面に出てきやすくなる。
2020.01.21 11:28危機感があるか。昨日、最近ご無沙汰している工場の社長さんから電話があった。内容としては、商売の先行きが不安だと言う。まぁ、そりゃこの業界に限らず誰だってそうだろうけど、案外こんなことを相談してくる経営者はあんまりいない。元々、僕がテキスタイルメーカーとして育ててもらった産地の経営者は、お金持ちが多い。場合によっては本業より、資産運用の方がうまくいっているケースもある。そして、不思議と本業も大きく傾かない。こんなご...
2020.01.20 13:26無知の知。このタイトル、前にも書いたかな?まぁいいや、近年仕事をする上で、パソコンやインターネットを使って作業をすることは完全にインフラとなった。今後はこの流れを止める理由もなくなるので、そういったツールと向かい合う姿勢が、ある種、仕事の有無を左右する可能性さえ出てきた。しかし皆が皆、パソコンやインターネットに明るいわけではない。アパレル生産においても、依頼主は出入業者をプロだと信じて疑わないので、依頼主の...
2020.01.17 11:24未知との遭遇。前職では、その昔は生地を企画するとき、糸を原料から選んでブレンドしていくいわゆる『別注糸』を作ることが多かった。そのDNAは脈々と引き継がれている。実は関わっている企業が次回のPTJ(プレミアムテキスタイルジャパン)に出典が決まってその生地作りに関すること全般を引き受けていて、その生地企画に入るタイミングで糸屋さんと打ち合わせを重ねているのだが、知っているようで知らない繊維の世界はまだまだあると痛...
2020.01.08 10:37発信の理由。年もあけたので、改めて僕の発信する意味を確認しておこうと思う。僕の社会人としてのキャリアは繊維産業オンリー、だから僕の考え方が一般的な社会と同じとは言わないけれど、繊維産業の全体を見まわした時に感じる従事者たちの思考回路に対する違和感は常にある。今日は全体的に正月気分も抜け、お客さんも仕入先さんも本格的に活動を始めて様々なやりとりをさせてもらった中で、この違和感はより一層色濃くなった。『川上、川中...
2020.01.07 12:37なるべく笑顔。あけましておめでとうが遅くなってしまった。あけましておめでとうございます。年末もそんなに記事を書かなかったから、正直文章ってどうやって書くんだっけ?状態に近いのだが、今年もお付き合いいただければ幸いです。さて、テキスタイル(というか丸編み生地特化)の発信という超絶狭い需要を狙って書き出したこのブログやtwitterも、今年で3年目に突入な訳だが、おかげさまでたくさんの方に読んでいただいているようで...