2018.11.29 11:35チーム制製造業。以前生地屋さんに求められたことで書いた人たちより、僕はもうちょい工業よりの人なので、じゃあ僕のポジションからどうやったら若手デザイナーさんたちが生産をしやすい環境がつくれるかということを最近は結構考えている。よりコンビニエンスに服を作れないものかと。そういう感覚が求められていると非常に感じる。ちなみに以前書いた「生地屋さんに求められたこと。」は↓これ。
2018.11.27 10:04やってる人、やってない人。「頑張ってる」と誇示してくる人に対して、あぁ確かにやってるなぁと感心することが少ない。「努力している」というのは人が決めることなので自分で言ったところで自分の立場がよくなることは、ほとんどない。努力とは結果に対して敷かれた過程だと思ってるので、結果に対して相当の積み重ねをした場合、その結果に見合った努力を周りが評価するのではないだろうか。「俺は結構やってるのに、、、」という人、そういうアピールなし...
2018.11.26 10:19ブルーオーシャンどころかそもそも海を見つけてないファクトリーブランド。アパレルの製造関係各社は、既存の加工業が低迷すると「ファクトリーブランド」をやろうとする傾向がある。まぁこれ自体は全然良い。と言うか、先細る市場を眺めるだけよりは新しい行動をしている時点で100万倍マシである。が、ほとんどがうまくいっていない。まぁ最近では新しい動きでもないが、それでも委託製造業だった工場からすると、非常に大きな一歩である。がしかし、ほとんどうまく言っていない。なぜうまく行かない事...
2018.11.20 08:12いい人。僕にとって前の会社は、社会に出る初めての会社だったので、そこで学ぶことが社会においての処世術になっていったのは言うまでもない。もちろん生まれ育った家庭環境や学生時代の経験全てが影響していない訳ではないが、ことビジネスにおいては前職時代に経験したことで学んだことがほぼ全てと言っても過言ではない。特に一番指導いただいた元上司のM常務には、在職中他社の方から「M常務かと思った」と言われるほど似てしまうく...
2018.11.16 10:30「優しい」の意味。僕の知り合いの縫製振り屋さんは、まぁ、アレだ。 うん。 優しい。その優しいという人柄が仕事にどう影響するのか、そしてそれは本当に優しいのだろうか。彼はいつも動き回って商品を組み上げていくスタイルなので忙しい。だから、正直コミュニケーショントラブルも多い。真面目で一生懸命。だけどちょっと真っ直ぐすぎて、0か100かのようなタイプの人だ。彼が仕事を出している工場さんは大きめな工場の下請けだったりするよ...
2018.11.15 07:36工場の気持ち。工業がアパレルメーカーやデザイナーさんに意識が寄り添ってくれるように工場側の人たちと色々お話をさせてもらうと、工場さん側も自分たちの気持ちや本音を語ってくれる。技術を磨けば、いい商品を作れば、オーダーが集まってくると信じて止まない彼らは、なぜそのような状態になってしまったのだろうか。その昔、僕が営業に出だしの頃初めてのお客さんになってくれた人は僕と同じ工場上がりで独立した生地問屋さんだった。彼は僕...
2018.11.14 10:30生地屋さんに求められたこと。巷の生地問屋さんは、ゴロゴロにいっぱいの見本帳を入れてアパレルメーカー各社へ提案行脚の日々を過ごしている。そしてそのゴロゴロいっぱいに詰め込まれた生地見本は、はっきり言って生地が小さい。ひどいものだと15cm x 8cmくらいのサイズが二重に折られて貼り付けられている。
2018.11.12 10:35信用残高という人間的与信枠。商売を始めると、与信という言葉に触れることがあると思う。雇われの人も営業なら新規開拓の際に顧客さんの信用情報を取得して口座を開設出来るかどうか会社へ稟議にかけると思う。独立開業や、これからデザイナーさんとしてブランド立ち上げて商売していく上でこの辺を理解しておいた方がいいことを僕自身も備忘録として書いておこう。今日はファッション業界にいる僕のケースで見てみる事にしよう。まず、物を売るということは、...
2018.11.09 08:52トリセツ。この度はこんな工場を選んでくれてどうもありがとうご使用の前にこの取扱説明書をよく読んで ずっと正しく優しく扱ってね出来あがっちゃった物につき返品交換は受け付けませんご了承ください急に不機嫌になることがあります理由を聞いても キャパがいっぱいとか自分の都合のくせに放っとくと仕事くれとせがみますいつもごめんねでもそんな時は懲りずに とことん仕事をあげましょう 納品後に褒めると長持ちします上が...
2018.11.08 09:16日本製じゃなくてもいいかもね。以前からなんとなく顧客さんたちの口から「特に日本製にこだわってないよ」という話は聞いていた。とはいえ国内背景がほとんどの僕にとっては日本で作った物を提供することが目下商売としては成立している。ブランドにある程度認知度が伴ってファンがつくと、商品とブランドの価格バランスが取れていたら、産地とはほとんど問題にならない。実は以前から生地の製造指導をさせていただいている中国の工場が作った生地が国内のアパレ...
2018.11.07 11:50肥満児の世界が変わった。僕は中学校まで、超絶肥満児だった。体脂肪率40%のマシュマロマン。そんな可愛いもんじゃない。思春期を迎える男子にとって肥満は絶望に近かった、少なくとも僕には。「将来は相撲取りだな!」って他人から勝手に将来の夢まで決められてしまうほどだから、太ってて良かったことなんて一つもなかった。野球やってたけど、着られるユニフォームのサイズがなくて監督用のユニフォームを借りて試合に出てた。それでもボタンとボタン...
2018.11.06 08:45利他の理念が欠落している会社。利他の意識とは綺麗事だろうか。商売をするようになってもう結構経つが、利己的な意識で商売が心地よくおさまった経験というのがない。それは僕の心理の問題だけかもしれないが、やはり良心に沿わないことはしたくないものだ。お客さんと仕入先さんにおいては僕を通して商売をする事で良かったと思ってもらいたいものである。