2024.10.04 05:05シングルジャージ。業歴も長く、よく勉強されていて知識もしっかりあるのに、わからない領域に対して知らないことを知って質問できる人を、僕は尊敬する。このブログでも何度か取り上げているが、最近は生地問屋様リスクの生地名に関して、組織名が定義から外れて久しい。もうそんなん雰囲気で良くない?的な空気さえある。雰囲気でやるなら、もっと大きくそれてほしい。例えば『一雫の涙』とか、もっとポエミーな、もう意味全然わからん某『最もナウ...
2024.08.30 04:06約束。夏休みが終わり、ラジオからフジファブの『若者のすべて』が流れまくる時期になって、振り返れば過去最高に動き回った夏だったなと感じる。ともすれば人生さえも考え直すような感覚になったのだが、それは別でnoteに書き殴ろうかと思う。さて、僕らの業界の仕事は最終的にお洋服(またはそのほか繊維製品)になってお客様に着用していただき喜んでいただくことが目的地なので、きっと産業従事されている諸兄に関しては、そこら...
2024.06.05 11:08温度差。画像が工場との電話になってしまっていることを先に謝りたい。申し訳ありません。この記事で書こうと思ってた内容が、たまたま僕にとっては過去に工場様とのやりとりの中で多かった経験なので、絵を描き終えて書き出そうと思った時にFACTORYと書いたが、落ち着いて考えれば受け手も出し手も双方に言えることだったので、図らずも工場側だけがルーズだというような印象を与えてしまう絵を描いたことを謝罪したい。重ねて申し...
2024.02.02 10:09めんどくさい。嫌ならやめればいい。めんどくさいならやらなきゃいい。そうやって降りるのは簡単なことで、誰にでもできる。めんどくさくてやめるのは誰にでもできることだから、めんどくさいけどやめなければ誰にもできないことができるとも言える。アパレルOEM製造は中間業者として案外楽な立ち位置だと思われていることが多い。実際、時代背景もあって最近までは割と案件を右から左へ受け流すムーディーな奴らも多めに残っているから、そう...
2023.12.21 03:12認識の差。モノづくりをしていれば、トラブルはつきものだ。納期みたいな、時間軸の認識がズレるのはどの立場から見ても明らかなので、物理的生産日数やそれに伴う色々のちょっとした保険日数が満たされていたらある程度は守られる。しかし繊維製品の品質というのは基準が非常に曖昧で、工業製品として数値的基準値が満たされていても、美観的な意味合いの風合いや色艶など受け取り側が納得できる線引きは規定できなかったりするので、ここら...
2023.09.29 11:53領域。仕事の線引きは難しい。どこまで深入りして対応していくかなど、非常に悩ましいところがある。繊維製造の場合、製造側が負担する作業の領域は非常に曖昧になっている。だからこそ中間業者が増えているのだろう。良くも悪くも、便利屋に近い人たちが多い状態であることは否定しない。末端の依頼主からすると、業者の見え方は領域にかかわらず同じに見えている可能性が高い。すると単純に工場に少し毛が生えたくらいの製造業に対して...
2023.07.25 08:22継続は力なり。先日、昔から顔馴染みの生地問屋の営業様と雑談をしている中で「最近昔から知ってる人の名前しか出てこなくなったよね」とおっしゃっていた。これは川中~川上の話。製造側にいる人たちには、各社若手も入ってきたり、ちょっと名前が出て独立したり、または異業種からの参入もあまりないけどそういう人たちもいたり。お客様でもある程度大きいところは限られているので、椅子取りゲームよろしく、一つのブランド様の中でサプライヤ...
2023.06.13 06:49綺麗事。SDGsという言葉が繊維業界に対して厳しくなかなか達成の目処が立たないような気配を感じずにはいられない。厳しいとは、色々な意味があるけれども。取り急ぎ環境意識商材は各社出揃った感もあり、「もうそれじゃなきゃ売れない」みたいな空気が蔓延しているかというと、まぁそうでもない。環境意識商材といっても、ある角度から見ればそれもまた、環境に対してどうなのかというツッコミどころがある物も多く、つまり、全方位的...
2023.04.19 07:23役割。それぞれの現場にはそれぞれの役割がある。どの業界、どの会社、どんなサイズのコミュニティでも、明確な線引きがあろうが無かろうが、集団で活動している場にはもれなくその人その人に役割があるように。我らの繊維業界では(他業界もそうだろうけど)、その役割が明確に分業化され、会社化している。製造の垂直統合は将来弊社的に目指している部分ではあるが、とはいえクライアントワークにおいては、分業しているからこそ成り立...
2023.02.01 08:47ダメ営業。これは昔から不思議だったんだけど、繊維業界には「なんでお前生き残ってられんの?」みたいな奴らがおる。生地問屋や繊維商社、OEMメーカーなどには特に。会うたびにグループ会社内で移籍して名刺が変わってる人とか、おる。彼らは一見忙しそうではある。バタバタしてる風。そして案件数は一丁前に持ってる風。しかしあくまで、風。そして彼らには、わかりやすい特徴がある。・一人では何もできない世界なのに、自分が全部やっ...
2023.01.26 09:01利己で困る話。中堅から大手どころは営業マンが多い。それぞれに数字のプレッシャーがあり、それぞれにノルマと戦っている。頭数が多ければ多いほど、商品販売出口の問題はつきまとう。例題:『生地問屋大手X(以下X)』は営業マンが多数おり、『エンドユーザーA社様(以下A社)』に対しての『Xの担当は〇さん(以下◯)で、『A社』から『製品OEM受託しているB社(以下B社)』の『Xの担当は△さん(以下△)』だった時、生地の発注元...