工業生産の変数。
これは前にも書いた気がするけど、最近色々相談を受ける中で多い内容な気がするので僕の主観でまとめておく。
そして、インターネットの可能性を遅まきながら感じ、そして、その世界の人たちが持っている定量的なロジックに日々喉を唸らせて感心しているのだ。
が、その定量的なロジックで立てられた『仮説』に基づいてこの繊維業界に入ってこようとする、言い方は悪いけど、『業界素人』の、データ・ドリブン人達は、まぁそうなんだけど、それじゃマズイんだよなって部分が垣間見えてきた。
実務ベースで走らせてる人たちは、その壁を肌で感じているだろうから、ゆっくりと溶かして行ったら良いと思う。
しかし、まだプレゼンシートの枠を出ないオペレーションを過信しているデータ・ドリブン新規参入予備軍に告ぐ。
それは甘い。
タイトルの通り、工業生産は変数が大きく関係する。
天然繊維などの原料が多いという環境由来の部分もあるが、生産自体は、機械が行うから、ブレ幅の許容があればそれ自体はさほど大した問題ではない。
変数の正体、問題の多くは人間の感情の部分だ。(自論なので異論は認める)
加工自体は機械が行うのに、人間の感情が起因とは非常に興味深いところだ。この辺はどうしてそういう部分が変数になってしまい、うまくいけばストロングポイントになり得るのかフィクションを交えて今後noteを従来と別アカウントで物語調に書いてみようと思うので興味ある人はご期待いただきつつ。
工業だとしても、仕事を受けてくれる人にモノを頼む時の、心得というのは、コミュニケーションを取るのが苦手な僕にとって非常に苦労した部分だ。
人の感情で、単価も納期もクオリティも変わる。これはおぼえておくといい。
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