言った言わないの素。

エビデンス。この言葉は最近工場の人でもわかるようになった。

しかし、今日、まぁなんというか、結局は理解してもらえてないなら、証拠があろうがなかろうが、伝わってない。つまり、相手からしたら、『言われてない』ことになるのではないか、という自分の中での結論に至った。異論は認める。


最近は契約関係の書類に目を通すことも多いから、言葉が難くて理解に苦しむ場面がある。言っていることは恐らくこういうことだよね?っていう自分内翻訳が必要になる。とは言え法務関係の書類はいつだって難しい言葉で書いてある。

しかしながら、これは双方の利益を守るためのお互いの約束が盛り込まれているはずなので、受け入れられない一方的な条件は飲めない。双方合意の上で署名をしていく大切な書類だから、きちんと理解する必要があるので、難しい言葉をいちいち調べながら確認していく。特に甲と乙に主語が入れ替わった段階でパニックになる(レベルが低すぎる)ので細心の注意が必要だ。


こう言った契約書関係もロクに読めない製造関係者が多い中、やはり未だに『言った言わない』でトラブルになるケースは多い。

なので、その辺を解決していくために紙やメールなどの跡が残るカタチでコミュニケーションを取っていくスタイルが定着してそれなりに経った。そのようなトラブルをゼロにしていくことを盛り込んだツールサービスを開発している会社もある。これは非常に良いことだと思う。


でもね、今日その文書として残っている証拠の無力さを目の前で感じたので、伝える事の大切さと、理解してもらえているかの確認は非常に大切だと思ったので、備忘録的に記しておく。


まず、言葉の解釈に偏りがある場合(例えば専門用語など)、相手は違った意味で捉えている可能性が高い。専門用語の理解が曖昧な事って実は結構ある。

特に新しい物にチャレンジしていく時、全く実績がない加工などに挑戦する時、起こりうるリスクを全網羅しても、言葉の解釈がズレていたら、その情報はきちんと伝わっていない。

相手が理解できる言葉で記載されていなかったから、「これはそういう意味です」と言ったところで「そういう意味だとは思わなかった」という事態が起こる。

これを解決するのは、実績がある場合の現物を見せるに限るのだが、実績がないので、言葉のチカラに依存するしかない。言葉のチカラと、相手のイマジネーションに期待するしか、ない笑。


相手のイマジネーションなんて、目視できるわけないのだから、理解できているかどうかは、相手に言葉に出してみてもらって、もしくは違う何かに置き換えてもらって理解度を測るしかない。そのくらい製造はコミュニケーション力が求められる仕事なのだ。


もちろん伝える際に、小難しい言葉で言うのではなく、こちらで小学生が聞いてもわかるレベルに噛み砕いておくというのは大切だ。でも言葉の捉え方というのは取り用によるというのは忘れてはいけない。


これは言葉だけではなく、紙やメールに記載されていても、相手が理解できていなかったら同じなのである。形だけ証拠に残しておいても、意味を成さない可能性だって大いにあるんだ。なぜなら今日は言った上に資料にも明記があったにも関わらず、伝わってなかったんだから。相手を責める事はできまい。僕の力量不足として甘んじて受け入れよう。


そう言えば昔、とある大手商社の営業からこんなことを言われたことがある。

商社営業「山もっちゃん、明細ファックスちょうだい。」

山本「20分前に入れました。」

商社営業「は?来てねーし」

山本「いや、確実に入れました(ファックス機の送信記録を確認)」

商社営業「あのな、俺に届いてなかったらお前がファックス入れてねーのと同じなんだよ!!(怒号」

そうそう、あの時の気持ちが、今は理解できそうな気が、





やっぱりしない。

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