習慣と環境。

新年あけましておめでとうございます。本年も駄文にお付き合いください。


年賀状をやめますって葉書が来たりするくらい、会社同士でさえ年賀状の送り合いが減った。個人法人あわせて今年1通も出してない。こうやって文化が入れ替わっていくのだろう。


僕も年末年始の挨拶というやつが苦手で、仕事上で会う人たちとは一週間の内に「今年はお世話になりました」→「今年もよろしくお願いします」を繰り返すことになんとも言えない気恥ずかしさを感じてしまう。

少し茶化して「あけおめことよろ」的な言い方も少し違うなと感じながら、独自の短縮形でも必ずその挨拶と伝わる程度のことを気心の知れた人たちにはしているが、まぁこれもある種の区切りとしてなんかしら心身的に機能しているのだろうから不思議なもんだ。


文化を軽視したような入り方だが、個人的になんとなく気恥ずかしいから苦手という点があるくらいで、それ自体を無駄だと切り捨てるつもりはないので悪しからず。


僕自身前職からの慣習で、誰がそうしろと決めたわけでもないが、新年出勤初日はスーツに革靴を着用している。今年は雨だったので挨拶まわりするにも大変不便だったが、これはこれで気が引き締まる感じがして良いものだ。今日はもういつも通りの服装だけど。


コミニュケーションに影響があるんだろうな。きっと。

普段見ない格好で取引先をまわれば、その件で少しはいじられるし会話も弾む。業界入隊初期は量産型のスーツでセット売りのシャツとネクタイに革靴だったのが、歳を重ねると徐々に仕立てを気にし出したりなんかして、ビッとした格好を意識してこだわったスーツに変わっていったり。一年で一度しか着ないから誰もそんなとこ見てないかも知れないけど、お洋服を作るお手伝いしている一人として、そういうところに気をつかえる大人になりましたよっていう自己表示だったりなんかして。

そういうのが無意識でも相手に伝わってると嬉しいな。的な。


たぶん口には出さないけど、そういうところ見てるもんだよね。僕は見ちゃうし。挨拶に来てくれる取引先のご担当者様方々の服装。

形式的だとしてもこういう習慣が商環境を作っていく可能性もあったりするのかなとか思ったり思わなかったりらj

だからお洋服は大事なんだと改めて思えるし、それを仕事にできていて誇りに思う。


今はもうやってないみたいだけど、前職では挨拶まわりの後15-6時くらいから上席がお歳暮のビールをプシュッとあけて軽く新年会をやってた。僕はそれも大変楽しみな時間だったから挨拶まわりの帰りにはカクヤスでおつまみと追加ドリンクを買って帰社して酒チャンス即参戦。お仕事熱心な先輩方の中にはあまり快く思われてなかったけど、遊びじゃないけどお仕事に楽しみも必要だよね。


とまぁ相変わらず取り止めのない話で恐縮ですが。今年も粛々とビーr繊維をやって参りますので皆様よろしくお願いいたします。




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