仕事を増やす仕事。

良くも悪くも、どうとでもとれる、言葉のとらえよう次第だけど、仕事を増やす仕事というのは存在する。

売上を伸ばすために、鋭意動きまくって案件受託を増やしていくのも、仕事を増やす仕事だ。
そしてお困りごとを解決していくということがビジネスになりうるのであれば、繊維製造業にとってお客様のお困りごとと言えば、値段、納期、品質、そして安心感と利便性である。ラフにオファーしても、素早くきっちりお買い得なモノをご提案、そして生産納品できるかどうかというところか。

また、受託後に各仕入先様はじめ各工場様へ依頼をする際は、ラフなオファーをなるべく事細かに、質問されることがなるべく少なくなるような依頼を心がけていくのが、皆様から喜んでいただける中間業としての立ち位置というものだろう。

ところが専門領域は、さらに細分化するのでどうしてもカバーしきれない部分の依頼内容は、はからずもラフになってしまうことがある。
なるべく勉強して、ご迷惑をおかけしないように依頼する際は細心の注意をはらうも、受け手が「これじゃ意味わからんぞ、この素人がぁー!!」と、怒号をあびせてこられることもある。そして、自分も大昔、そういう怒号を生地屋連中に浴びせていた時期もあった。それについては、若気の至りということで水にながしてねテヘペロ。







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出来ない領域をプロに預けるというのは、ビジネスを加速させる上ではとても重要なことだ。
だから営業を受けて、利便性を感じたらどんどん仕事を預けていきたいと思っているのだが、いかんせん専門領域が違うとこちらのオファーの質がさがる。

そうなると成果物の精度も下がるので、なるべく詳細な依頼ができるように、自分の不得手な部分の完成度を上げるために、依頼内容をブラッシュアップするという仕事が増える。
もちろん、その分野を少しでも知ることができるというのは、依頼の際に相手の手間を考慮することができ、心理的に歩み寄りができたり、なにより成果物の結果が違ってくる可能性があるので無駄とは言わないけれど、(僕はそこを預けたかったんちゃうんか?)という疑問が、なかなか頭を離れない。そこに手数料をお支払いしているのではなかったのか?という、なんというか、それ作業だけなら、別に頼むほどのことじゃなかったよねっていう、アレなにこれ結局自分の時間減ってない?的な、そんな気がしたので今期からはもう仕訳記帳は全部代行してもらうことにしましたとさちゃんちゃん。

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