わた。

先週末は弊社ulcloworksSADOBASEにて綿花収穫体験会にご協力いただきありがとうございました。

今年は例年より豊作で、体験会にて収穫できた量は作付け面積の1/4程度ながら、毎年採れている量をすでに超えており、置き場所に頭を捻っているところであります。うれしい悲鳴。


当日の様子などはSADOBASEインスタに上げてありますのでどうぞ。


さて、とはいえどれくらいの量なもんなのか?参加者の方からもご質問いただいたので簡単に説明すると、昨年度までは作付け面積約400m2に対して3kgほど。『わた』とは軽いものなので、大豊作の今年が例年の4倍で約12kgの見込み(一株あたりのコットンボールの付きも良いのでもうちょいあるかも)。


Tシャツ1枚を300gと仮定すると、去年までは年間10枚くらいの量。今年は40枚くらい。

まだ糸にできないレベルの量ではある。糸にできないこともないけど、紡績ロットには程遠い。


さて、では紡績ロットとはどんなもんなのか?という説明も畑に集まってくれた皆様に軽くご説明差し上げたのだが、僕が入隊初期は綿紡績は2tがミニマム。2,000kgとなると、今SADOBASEの綿花畑で採れている量からすると果ーてーしなーい闇の向こうにwow


そう手を伸ばすのだ。


弊社のお客様の27SSの量産オーダーが各社出揃ってとある番手の綿糸の発注数量は今回20FTのコンテナ1本分くらい。これでも年間国内流通量の1/4000程度。

おかげさまでこれだけの注文をいただけてるのはありがたい。感謝しかない。これが年間2回転、弊社規模ならおそらく充分すぎるロットだ。

それでも紡績工場一年も満たせない。なんて微力。凄まじい途方のなさを感じざるを得ない。


それを考えれば佐渡で仕掛けているプロジェクトは本当に小さな、小さな挑戦ではある。

毎回佐渡へ渡るたびに、この島を一つの国家として見立てて経済発展の初速を繊維で再興させてみせるという野望を、船が港に着く頃にはその島自体の大きさに挫かれそうになる。


実務では実際に動かしている玉の大きさと比べてしまう。

それでも、体験会に参加してくれた皆様の顔や、SADOBASEに参画してくれているスタッフの皆様、そして弊社を支えてくださっている関係各位の皆様に、少なくともその範囲は、関わって良かったと思ってもらえることを、事業を通して成し得ていきたいと改めて思うのである。


ジャイアントキリングみたいなインパクトはないかもしれんけど、着実に成長している僕らの仲間になってくれる人も絶賛募集中である。待っとるよ。


なんせ楽しくやらせていただいており、我々は幸せ者である。仕事がある状態というのは、思いのほか簡単なことではない。

業界を救うなんて大それた思いが昔なかったわけではないが、今はどちらかというと、この楽しみの輪を、関わりたいと思ってくれた人たちと共に広げていくことがライフワーク的な感じ。

それがいつか、業界にとって何かしらの影響を与えることができたら、それはそれで結果論として受け止めるだけ。伸び代しかなくない?


取り急ぎ体験会の参加および情報拡散のご協力に感謝申し上げ、次は種まき体験会もやろうかな?って雰囲気も出てるので、今回タイミング合わなかったよって方も逐次情報確認していただけたら幸い。あと、縫製できないけど仲間になりたいって人も、声かけてね。お話しましょう。

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