企画のスピード感

これは経験論なのだが、商品企画のスピード感は、ほとんど売れ行きに比例する。
異論は認める。あくまで経験論。
ちなみにこれ↑は店頭見にいけてないけど、担当者の話だと投入時期が悪かったので半数を引き上げ来季で再販するとのこと。
僕が関わっているから気を遣ってそう言ってくれてるのかどうかは知らないけど近い将来ファミリーセールで積まれてる可能性は非常に高い。

去年の8月に企画が出てサンプルアップまで2週間でやったのに量産移行するまでなぜ4ヶ月も要したのか?
企画担当はクオリティとプライスに満足していたはずなのに何があったのだろうか。

鉄は熱いうちに打てとはまさに。
何か「良いネタ」があって、それが素晴らしいと思えるならその思いが醒めない内に企画をまとめ上げ商品化して営業をかけた方がお客さんにも熱が伝わりやすい。

気をつけなければいけないのは、「良いネタ」を与えられるまでボヤッとしてるような企画ではダメで、自分達の顧客さんを理解してある程度グルーピングしておいて共通ニーズを炙り出し、その問題解決の為に「良いネタ」を自ら探していくスタイルの企画なら商品化までスピード感があればほぼ間違いなく販売即効性がある。

営業もターゲットがしっかりしていて商品もホットなら説明しやすいし熱量持って提案できる。

社内稟議がこれにブレーキをかけるケースが多いけどこれはいけない。ネタの鮮度が落ちて盛り上がらないし、新鮮な内にスピード感ある他社がやってしまうかもしれない。
あと、炙り出し作業が出来てないのに無理矢理する企画は時間かかるし、やっぱり売れない。
パッと思い付いたらギュっとしてバーっとやらないと。

ファッションだもの。
はるを

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