ご報告。

サムネの通り、弊社ulcloworks Inc.は今月から10年目に突入しました。

ここまで続けてこられたのもひとえに皆々様のおかげです。本当にありがとうございます。

これからも初志貫徹、このサイトのトップページにある通り、繊維業において我々の存在意義を常に問いながら、皆様のお役に立てるよう精進してまいります。

今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

アルクロワークス株式会社 代表 山本晴邦




さて、堅苦しいご挨拶はここらへんで、近況報告も兼ねて今後の展望を少し記しておこうと思います。



立ち上げ当初は正直、すぐ終わるつもりもなかったけどいつまで続くかなんてわからないわけで、ここまでこれるとは思ってなかったから、会社組織として体制をどうのみたいなのは仕事のための仕事のための仕事みたいであんまりちゃんとやってこなかったのが本音。


一応、創業時から税理士と社労士先生方を顧問に迎えて、それっぽい規定なんかもある。労基局に提出が必要だから。


でも、一人増え、二人増え、一人減って、、二人増えみたいな感じで弊社も僕をのぞいて7名もの素晴らしいスタッフ様が常勤で支えてくださっている状況になり、いよいよ会社っぽい感じになって、個人的に思うところもあって少し守りも意識した環境を整えつつある。


5期目に掲げたSADOBASE計画も5年目ということで、最初は納屋だったボロ小屋を改築して広々としていたのが、移住者も含めて6名が今はところ狭しとご依頼いただいた縫製に従事している状況。

綿花栽培も今年から一反増やし、最初はお手製で掘った水源の掘りもついに重機を入れてしっかりとしたものを作った(らしい)ので、そろそろ糸にする設備の準備も始めていこうかといった段階。


本業であるOEMもお客様と仕入先様のおかげで順調に伸びており、まだ届かねぇだろうなって思ってたけど一応そこらへん目指そうかって立てた目標にほぼ届いた(98%)。8割いけばいいかなって思ってたけど、本当に皆様には足を向けて寝られないので寝不足。まじ感謝です。


この猛者揃いの千駄ヶ谷にて、上を見ればキリがないけど、下を見てもキリがないので、誰かと比べず、ライバルは常に自分たちというストイックさを胸に、今朝ふと見上げたらおそらく千駄ヶ谷OEM界のトップクラスであろう某社が気付けば同地域内に4つもオフィス抱えやがってちくしょうって思ったのは内緒にして、日々お客様と仕入先様とスタッフ様と真摯に向き合っていく所存。


伏線で進めていることとしては佐渡市で展開しているSADOBASE絡み。一気通貫の道のりはまだまだ長い。受託加工だけで見れる世界はおそらく戦っている市場ではそれこそ遠い道のりなので、色々と各人が企画を持ち寄って試行錯誤しているところ。

縫製士様方の技術を世の中に認めさせたいという縫製界隈の素晴らしい活動(もちろん賛成)を横目に、それはそれとして、バランスをとりながら僕らは僕らのやり方で世間様に貢献できる方法を探していこうと思う。


直接会って話したことある人はわかると思うけど、色々伏線があるから一言で『こうなります!』みたいな感じで説明できない。受け手にとって都合よく切り取ってみられがちな昨今だけど、まぁそれはそれとして、僕らの中でブレは全くない。だから場合によっては冷たいと思われる人もいるかもしれない。それは、さーせん。

ただ、5年前に工場建てる時、僕に対して「山本さんに工場経営は無理だよ」って言った人、息してますか。僕(および工場のみんな)は元気です。反骨精神をくすぐってくれてありがとう。いわゆる工場然とした動きじゃないけど、どうやら継続できているようです。

ブーメランにならないように改めて引き締めていくため、時折このDisを思い出して見返しておきますね。


とりとめないの駄文になりがちなのでこの辺で。


これからも生暖かい目で見守っていただけますと幸いです。関わってくれる皆様、楽しんで繊維やっていきましょう。

ulcloworks

ultimate/究極の clothing/衣服を works/創造する ulcloworks

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